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研ぎ師光三郎が堺孝行ダマスカス33層鋼をすすめる理由

研ぎ師光三郎が堺孝行ダマスカス33層鋼をすすめる理由

ダマスカス包丁の現状

ダマスカス包丁が近年、超人気です。以前からありましたが、海外で人気に火が付、その人気が日本に来た感じです。そのためいろいろなメーカーが制作に乗り出し、現在、色々に特色のあるダマスカスが販売されています。包丁の業界としては非常に嬉しい事なのですが、工材のメーカーや、製造業者はこれまでにない需要が増え、過剰労働に悲鳴を上げているところです。これは職人の高齢化と後継者不足に悩む業界の課題です。

ダマスカス包丁とは

ダマスカス包丁は今のように人気になる以前からありました。うずしお、積層鋼、墨流し、等の名前で呼ばれていましたがダマスカス、ミルフィール、と言う呼び方にして人気に火が付いたようです。ダマスカスの名前の由来は現在内戦の地にある中東シリア近郊の都市、ダマスカスに由来しています。インドで産出されたウーツ鋼を初めて刀剣にしたのです。何層にも重なる美しい刀剣は中世の王侯貴族のステイタスとなりました。近年、包丁に使用されるようになったダマスカスは積層鋼のことで、ウーツ鋼ではありません。しかしながら、刀身の芯材に更なる切れる鋼を使用し、ダマスカス鋼ではさ無ことによって、最高の切味と最高の美しさを手に入れたことになります。

ダマスカス鋼は切味とは別物

ダマスカス鋼はステンレスを何層にも重ねて厚延をし真ん中に切れる芯材を入れることで、切れ味、永切れ、美しさ、研ぎやすさ、実現しました。実際の切味を左右するのは中に入れる芯材の質によって決まります。この芯材に使われるのがVG10号(V金10号)が多く使われているのはほぼ最高クラスの切味が望めるからです。ダマスカス鋼を作る場合は厚延報や折返し鍛錬とかは鍛造といい、日本古来の打ち刃物の技法で、より鋼がしまり、切れ味が増すのです。堺孝行ダマスカス33層鋼には槌目(つちめ)と言ってハンマーでたたいた跡が凹凸になるのですが、ハンマーでたたくことがさらに鍛造効果を増し、さらに切れ味が増すわけです。

切味の秘密

ダマスカス鋼の芯材であるVG10号は高級刃物鋼で切味には定評があります。厚延したダマスカス鋼にさらに槌目を付けることによって、さらなる切れ味が増すわけです。さらにもう一つ。このダマスカス33層鋼に限り、光三郎が12000番手の超仕上げを施しています。

ちょうど良い刃厚

刃の厚みは薄いほど切れ味は鋭くなりますが、同時にもろくなります。刃の厚みが厚いほど刃は丈夫ですが、切れは落ちます。このダマスカス33層鋼は薄すぎず、厚すぎずちょうど良い厚みを実現しています。これによって、鋭い切れ味と強い刃を両立しています。驚く切味と永切れの実現です。(とはいえ永久に切れるわけではありません。通常に比べるとです。)

堺 孝行 (青木刃物)は

堺 孝行 (青木刃物)は1947年に先先代の社長が創立されました。その際、ご自分のお子さんの名前を銘にされました。それが『孝行』で2代目の社長になります。現在は3代目に引き継がれています。一貫して、包丁を愛し、ユーザーの利便性を追求してきました。業務用包丁を主力に広く家庭用まで。また包丁関連商品全般を手掛け、堺の中でも中心的存在になっています。

研ぎ師光三郎の願いは お料理を楽しく楽に作っていただくことです。

創業以来20年、研いだ包丁の延べ本数は20万本を超え、県内の主婦や調理師さんより待たれる存在となっています。多くの包丁を研ぐことによって、その包丁に最適な刃付けを実現しています。

包丁はメンテナンスが必須です

いくらいい包丁でも、やはり使えば遅かれ早かれ傷みが出ます。そんな時はご自身で研ぐのも良いのですが、包丁の本質を理解したプロに任せるのが一番です。

 

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