包丁が1回で切れる長さは5センチです。

 包丁が1回で切れる長さは5センチ程度です。18センチの洋包丁を1回トンと切って、食材が切れる幅は約5センチです。21センチで6センチ、24センチで7センチ、27センチで、8センチです。菜切り包丁でもほぼ同じです。では、刃先が直線の包丁を作れば、たくさん切れるかというと、結局、端が残って、うまく切れません。

包丁の刃先のカーブ(丸み)はメーカーによって、多少、違います。メーカーに聞いたところ、刃形や厚みは計算されたものではなく、職人の経験と熟練で作ったものだそうだ。長い歴史の中で、調理人の要望を生かし、もっと切れがよく、使いやすく、疲れないという形状に落ち着いたそうです。
また、まな板の中央にへこみがある場合があります。この場合は包丁にアールがある方がよいわけです。

これはあくまで、新品の包丁の基本的な形状のはなしで、でなければならないという事だはありません。ほとんど直線に研いで使っている方もあります。結局は使う人が使いやすければよいわけです。

 

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