高い包丁と安い包丁はどこが違うのでしょうか?
値段の違いはどこにあるのでしょうか?値段は値段、それだけのことがあるのです。
ここで表示した包丁は両方とも堺孝之の商品で、
上が、ステン割り込みローズ柄、
下がグランドシェフspタイプ1牛刀包丁。
1、材質 堺孝之の洋包丁だけで10種類程度、刃物鋼としては200種類以上あるようです。上は最高級ステンレス鋼材のスエーデン鋼、下は割込みステンレス鋼です。外国産も入れるとそうとう量あります。
2、銘
堺孝之の銘は高額品にのみ使い、定額品は堺菊孝 という銘を使っています。
3、ツバ
ツバがあると製造の上で手間がかかり、高額品(6~7千円以上)になります。
4、ビスの数、
ビス数は多いほど高くなります。おしゃれな小さいビスなどはさらに高くなります。また下の包丁のように柄の真ん中で2本止めは柄の中子(心棒)が真ん中あたりまでしかありません。当然安くできます。
5、柄の材質
柄の材質は洋包丁で10種類以上あります。他社もそれぞれ作っていますので、その種類は不明です。
6、焼入れ
焼入れ工程は用法用の場合5工程ありますが、安いものは工程を省いています。当然切れ味や期間が変わります。
7 研ぎ
刃付けの程度も数ランクあります。上記の安い包丁は堺孝之製品の下から2ランク目の包丁です。しかしながら、世間にはまだまだ安い包丁はあります。
家庭で使う場合は、包丁は10年以上使えるものです。長い目で見れば高額品の方が安くなると思います。

小柴 三津夫
『研匠』光三郎 金沢本店
〒920-0171 石川県金沢市岩出町チ39-42
TEL & FAX 076-257-1285
https://mitusaburo.com/
『研匠』光三郎は、研ぎを通じて、庖丁(刃物)の本当の切味を提供し、楽しく、気持ちよいお料理環境を創造する会社です。
庖丁等の刃物は、現在研ぐ所がないため、多くが使い捨てになっています。
以前はどこの家庭にも「砥石」があり、お父さんやお母さんが研いでいました。そういった人が高齢化し、年々その数が減少し、その反面お困りの方が増えています。『研匠』光三郎はそんな人の悩みを解消し、毎日のお料理が少しでも楽に、楽しくなればと考えています。
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光三郎は感動の切れ味をお届けします。