まさか、まさかです。上二人は当然のように、金沢に残ると言ったのですが、一番下の男の子が「僕行く!」と言ったのです。もちろん、事情を説明し、ママは行きたいんだけど?と軽く言って、聞いてみたのです。「いや」といえば、行かないだろうと思っていたので、強制はしていません。行ってほしいと言ったこともないのです。駿は末っ子で、大のパパっ子です。友達も多く、活発で、よく遊びます。サッカーも好きで、少年サッカーチームにも入り、3年でレギュラーです。(人数が少ないので)いじめを受けているということもありません。
今の生活に大きな不満はないはずです。
この子は聞分けのいい子で、事情を察して言ったのかとも思いますが、「行ってもいいよ」でもないのです。「僕行く」なのです。
何か、新天地に大きな夢と希望を持った開拓者のように!
驚いたことに、すぐさま、転校した時の挨拶まで考えていました。

小柴 三津夫
『研匠』光三郎 金沢本店
〒920-0171 石川県金沢市岩出町チ39-42
TEL & FAX 076-257-1285
https://mitusaburo.com/
『研匠』光三郎は、研ぎを通じて、庖丁(刃物)の本当の切味を提供し、楽しく、気持ちよいお料理環境を創造する会社です。
庖丁等の刃物は、現在研ぐ所がないため、多くが使い捨てになっています。
以前はどこの家庭にも「砥石」があり、お父さんやお母さんが研いでいました。そういった人が高齢化し、年々その数が減少し、その反面お困りの方が増えています。『研匠』光三郎はそんな人の悩みを解消し、毎日のお料理が少しでも楽に、楽しくなればと考えています。
「庖丁とはこんなに切れる物なの?」という驚きと感動を日本中の人に伝えたいと考えています。
詳しくは以下の会社紹介をご覧ください。
光三郎は感動の切れ味をお届けします。