鰹節はこのようにして削ります!

鰹節は削りたてが一番です。風味、香り、味、それから削る音もおいしさをそそります。しかしながら鰹節をうまく削れる人はほとんどなくなりました。昔は子供の仕事で、私も母に頼まれ、よく削っていました。世界一硬い食品である鰹節は日本固有の食品で日本文化が多く感じられます。
鰹節削りが一般的でなくなってきたのは、安価で手軽のパック入りの削り鰹が普及するとともに、上質の鰹節削り器ご衰退したせいでしょう。現在でも安価な鰹節削り器は販売されていますが、安いものではうまく削れません。やはり刃が合せ鋼でしっかりしてた厚みがある物で、カンナ台もへこみやソリがないもので、しっかりした厚みのあるものが良いと思います。

もくじ

鰹節の削り方

  • 鰹節の細くくびれた方(頭が付いていた部分)を下にして、カンナの刃に対して約40度の角度をつけて立てて削る
  • 削るとき、右手に鰹節を持ち左手を右手に添える
  • 両手に体重をのせて、押しつけるように鰹節を滑らせる。押すときに削ります。引いて(手前に下す)削ると力が入らず削れません

ポイント

  • ポイント体重をかけて削れるよう、腰より低い位置に置くか、床に置いて、正座をして削る
  • カンナの刃はカンナの台と同じ高さにする。出るか出ないかすれすれのところです
  • 鰹節の削り面がある程度面になるまでは、粉になったり、細かく削れたりします
  • 鰹節はなるべく新しいものを使って下さい。古いものは硬くて粉になりやすい
  • 硬くなった鰹節は面を火で軽くあぶって下さい
  • 削り機は1万程度は出して下さい。安いものはちゃちで、力が入れれません
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