カステラ包丁のカケの犯人はバームクーヘンでした。

カステラ包丁というものがあります。一般にはお馴染みがありませんが、刃形はまっすぐで、長さは300mmから長いもので540mmと言うのもあります。簡単にしなるくらい刃の厚みが薄く作ってるあります。カステラナイフと言うだけあってカステラを切るのに使われます。カステラはしっとりした生地が特徴ですので切りにくい素材です。

先日持参いただいたカステラナイフの中央部分に深さ5mmほどのカケというか凹みがあるのです。カステラナイフで魚の骨のような硬いものを切ることはないので、聞いてみたところバームクーヘンを切るとのことでした。

ご存知のようにバームクーヘンは鉄(ステンレス)の棒状のものにバームクーヘンの生地を巻きつけ焼いて何層にも重ねてゆきます。焼き上がったバームクーヘンを端から等間隔に切って行くのですが、バームクーヘンの棒を回転させながら、包丁を押し当てて行きます。最後に芯に部分を切ります。その時に刃を痛めてしまうのです。芯の手前で止めるか芯を抜いてから切るか!それも出来ない場合があるようです。でも、大丈夫研ぎ直して凹みを取りました。凹みの分だけ刃の幅が細くなりますがやむを得ません。凹みはとったのですが、写真を撮るのを忘れました。

このようなお悩みがございましたら下記までご相談下さい。118@mitusaburo/com

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