堺孝行包丁でお馴染みの大阪堺市に拠点を構える青木刃物製作所に新社長が就任しました。前任の青木孝行社長が会長に退き、青木孝浩専務が新社長に就任しました。
青木刃物は1947年の創業以来、刃物製造としては老舗と言っても良い歴史があります。
銘の「孝行」は先代の創業社長がご自分のお子さんの名前をとってその銘としました。以来、発展してきましたが、厳しい環境下の中、刃物業界のさらなる発展を託した形になります。
この度の新社長就任に伴い3代目ということになります。包丁の場合、原材料の高騰や量産できない職人の工賃の高騰、後継者の確保という課題がある中、内需の高級品離れをいかに修正するか?また、海外需要への対応など今後の舵取りに期待が集まるところです。
もはや、伝統工芸になる和包丁!本焼きは勿論、青鋼や白鋼など本当にいい包丁はごく一部の人しか利用していないのが現状です。着物で言う「大島紬」や「結城紬」のようにもはや展示鑑賞品のようになるのか、広一般に普及するのか?新社長の手腕に今後注目が集まります。
本日、新社長のHPに切り替わりましたのでこの機会に是非ご確認ください。この度はご就任、おめでとうございます!