カステラ包丁というものがあります。一般にはお馴染みがありませんが、刃形はまっすぐで、長さは300mmから長いもので540mmと言うのもあります。簡単にしなるくらい刃の厚みが薄く作ってるあります。カステラナイフと言うだけあってカステラを切るのに使われます。カステラはしっとりした生地が特徴ですので切りにくい素材です。
先日持参いただいたカステラナイフの中央部分に深さ5mmほどのカケというか凹みがあるのです。カステラナイフで魚の骨のような硬いものを切ることはないので、聞いてみたところバームクーヘンを切るとのことでした。
ご存知のようにバームクーヘンは鉄(ステンレス)の棒状のものにバームクーヘンの生地を巻きつけ焼いて何層にも重ねてゆきます。焼き上がったバームクーヘンを端から等間隔に切って行くのですが、バームクーヘンの棒を回転させながら、包丁を押し当てて行きます。最後に芯に部分を切ります。その時に刃を痛めてしまうのです。芯の手前で止めるか芯を抜いてから切るか!それも出来ない場合があるようです。でも、大丈夫研ぎ直して凹みを取りました。凹みの分だけ刃の幅が細くなりますがやむを得ません。凹みはとったのですが、写真を撮るのを忘れました。
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小柴 三津夫
『研匠』光三郎 金沢本店
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『研匠』光三郎は、研ぎを通じて、庖丁(刃物)の本当の切味を提供し、楽しく、気持ちよいお料理環境を創造する会社です。
庖丁等の刃物は、現在研ぐ所がないため、多くが使い捨てになっています。
以前はどこの家庭にも「砥石」があり、お父さんやお母さんが研いでいました。そういった人が高齢化し、年々その数が減少し、その反面お困りの方が増えています。『研匠』光三郎はそんな人の悩みを解消し、毎日のお料理が少しでも楽に、楽しくなればと考えています。
「庖丁とはこんなに切れる物なの?」という驚きと感動を日本中の人に伝えたいと考えています。
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