パンやケーキを切る前にガスの火で包丁をあぶる(焼く)とよく切れる様になるのでそうしてます!と言う方がおられます。
これは包丁の表面(側面)に油分が付着して、いる場合、火であぶる事で、油分が取れ、抵抗が少なくなり、切れるまたは切れる様になったと感じる場合が多いのです。肉や野菜などはわかりにくいのですがパンやケーキなどは違いがわかりやすいですね。
問題は火であぶる事です。直接火であぶると包丁本体が急激に温度が上がり、焼けついたり、焼入れが戻り、なまくらになることがあります。何より見た目が悪いですね。
こんな時は熱湯をかけることで、同じ効果が得られます。ぜひ一度お試しください。調理人さんは調理後の包丁は洗剤で洗ったあと、熱湯をかけてからそのまま片付ける方も多いです。熱湯をかけると瞬時に乾燥して、水分を拭き取る手間がないのです。それでいて、殺菌にもなり、油分も取れると言うわけです。一度お試しくださいね!
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