食育とは?

食育とは「良い人は食がはぐくむ!」というように、正しい食事をとることが、正しく、健やかな人を育てるということです。17年に制定された食育基本法には食育は「生きる上での基本であって、知育、徳育、体育の基礎となるべきもの」としています。

その柱が 

  • 食選力(食物の安全性を見極める力)を養う
  • 食事作法を身につける
  • 地球の食を考える  

ことです。これにとどまらず、地球環境を考え、改善してゆくことまで含んでいます。

平成17年に制定された食育基本法がつくられた背景には、「食」を大切にする心の欠如、栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向、「食」の安全性の問題、海外への依存、伝統ある食文化の喪失など様々な問題があります。

これらの問題は個々の家庭や個人の問題としてかたずけられるものではなく、家庭、学校、地域、また、色の生産者や流通、販売を担っている人々すべてが、協力しながら、国民運動として取り組んでゆく必要があります。食育基本法はその1歩となったのです。

食育は日本の将来、世界の将来を救う概念であると思います。

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