出刃包丁の種類

出刃包丁にはいろいろな種類があります。

本出刃

刃の幅がもっとも広くかたい骨も切れます。
本来、本出刃が発祥の起源ですが、相出刃に比べて、刃の厚みも厚く、刃幅もわずかに広くなっています。
180mm~240mm

出刃、相出刃

本出刃よりややは幅が狭く、一般的には使いやすい。出刃というとこの相出刃をさすことが多い。

90mm~300mm

身卸出刃

三枚下ろしに向くように、刃幅はやや狭めで、刃の全長が長めです。
260mm~300mm

舟行出刃

相出刃に比べるとやや刃幅が狭く、刃の厚みが3分の1程度に薄く作ってある。三枚卸しにして、同じ包丁で、刺身の柵が切れる。

150mm~240mm

鮭切り出刃

鮭の輪切りなどに使い、長い刀身を持ち、刃の幅も広めです。黒打ち(焼き入れをしたままの色)が多い。

210mm~330mm

タタキ出刃(黒打ち)

たら など、叩いてぶつ切りにするための出刃包丁。片刃と諸刃のものがある。黒打ち(焼き入れをしたままの色)が多い。

165mm~270mm

鳥出刃

鳥をさばくための出刃で、魚用の出刃に比べて、先端部分のカーブが緩やかです。

180mm~210mm

小出刃

一般的には出刃包丁は90mmら300mmまで、15mm刻みでのサイズがあります。
中でも135mm以下のものを小出刃と呼びます。出刃包丁のサイズが小さいもので、刃の厚みはそれぞれ厚み刃あります。

アジ切

アジ切刃主に小アジをさばくための出刃包丁で、出刃包丁に比べて、刃の厚みが2mm程度です。
サイズも90mm、105mm、120mが一般的です。刃幅やバランスは出刃包丁と同じです。
アジ切の幅を細くしたものがバラン切(貝裂)というのもあります。

上記は、堺孝之が販売している種類です。呼び方も形やサイズなどもまちまちです。用途はあくまで目安です。使いやすいものが一番です。

その他、洋包丁として洋出刃、和風出刃、もあります

 

 

 

 

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