光三郎ブログ– category –
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包丁が切れ止む期間
包丁の切れ味が速やかに失われることにお困りではありませんか?これには複数の理由が存在します 初めに、包丁の切れ味は使用する直後が最も良いものであり、使用するたびに徐々にその切れ味が低下していきます。 切れ味が落ちていく原因 その主な原因とし... -
剪定鋏(清秀)のバネ
清秀の剪定鋏のバネ、1個、200円(税別)1個より販売します。この商品はメール便にて、送料 120円で発送します。 清秀に限らずこのばねを採用しているハサミは多くあります。また、清秀もそうなのですが、虫バネとこのばねの両方使えるようにした鋏もあ... -
鰹節削りは日本の食文化です。
懐かしの鰹節削り器研ぎ 久方ぶりに、鰹節削り器の手入れを施しました。使うたびに思い出深いこの道具は、「木屋」ブランドのもので、その品質には特にこだわりがあります。刃の厚みから台の堅牢さまで、約2万円の価格が示す通り、これぞ職人技の結晶と言... -
2011年年賀
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。 昨年はスーパーの業界も大変厳しいものとなり、閉店、倒産、再編などがあいつぎました。厳しい環境下ながら、私の方は、まずまずの実績で終わることができました。これひとえに、皆様方のご... -
包丁の砥石の選び方
砥石の正しい粒度は? 刃物用砥石の粒度は#(メッシュ)で表され、70番から30000番まで販売されています。#(メッシュ)は1センチ四方に網の目を作り、この網の目を通った砥石のつぶの数が100個なら100#となります。 砥石は砥石のつぶ(研磨剤)と結合剤と気泡... -
プロが使う砥石
私が使っている砥石を紹介します。 荒砥 通常、天然の砥石や合成の砥石があり、刃物の切れ味を保つために使用されます。刃物の鈍った部分を研ぎなおす際に最初に使われ、その後、細かい砥石で仕上げを行います。 荒砥石は一般的に粒度が粗いため、素早く刃... -
印刀の研ぎ方
印刀の研ぎ方の極意は、刃と角が形成する90度の完璧な角度を実現することにあります。正確な角度で彫刻するためには、研ぎ技術が極めて重要で、本記事ではそのための具体的なステップと注意点を紹介します。 印刀は角を使って彫る場合が多いので、角の部分... -
保証書として刻印される包丁の銘について
包丁の銘は、単なる名前以上のものです。これは、その道具が持つ歴史、技術、そして職人の誇りを象徴しています。 包丁の銘とは何か? 包丁の銘には、製造者の名前やブランドが刻まれていることが一般的です。しかし、これは単なる製造者のサインではあり... -
牛刀の構造は2種類ある
牛刀の構造は2種類ある 牛刀と言っても、長さが同じでも、形や幅はメーカーによっても、商品の種類によっても、まちまちです。刃の幅が広い物、狭いもの、刃先のカーブがきついもの、緩やかなもの、もちろん、柄の大きさや形も違います。 ... -
【サバキ包丁】東型と西型
包丁の種類と地域性 包丁の東型と西型は数種類の包丁に存在します。とはいえ、全部ではありません。あるのはサバキ、柳刃、うなぎ裂き、それから菜切り包丁です。 包丁は日本刀から発展しました。初期の包丁は日本刀のように束も長く、細長い刀のようなも...